6つの弦に魅せられて

好きな曲をソロ・ギターにアレンジして演奏動画をアップ

明日-平原綾香/ソロ・ギター・アレンジ

   

平原綾香さんの「明日」をソロ・ギターにアレンジして弾いてみました

この「明日」は平原綾香さんの2枚目のシングルです。また、TVドラマ「優しい時間」の主題歌でもありました。

当時このドラマは結構好きでよく観ていました。その時からとてもいい曲だと思っていて、今回、何気に思い立ってソロ・ギターにアレンジをして弾いてみました。

  

「明日」・全体のアレンジについて

平原綾香さんの原曲では、ハープのでのバッキングとストリングスではなくてバイオリン独奏の対旋律で奏でられています。

非常にリリカルで美しい曲だと思います。

この雰囲気を出すようにまあアレンジをしていったのですが、ハープのような感じと言うのはギターで出せそうで、やはりなかなか難しいものです。

ですから全体的には、ストレートなアルペジオにメロディを乗せると言うシンプルなアレンジにしました。

  

また、構成はほぼ平原綾香さんの原曲と同じ構成にしました。

ただ原曲には途中でバイオリンでのテーマ・メロディがありますがこれは省きました。ソロ・ギターの場合、歌の部分とバイオリンの部分の区別を付けることは困難ですからね。

  

そして、原曲よりも今回の演奏はだいぶテンポを落としてます。

これは意図したと言うよりはアレンジをした後、動画を録画するまで何日か弾きこみをするうちに、だんだんこのテンポに落ち着いたという方が正しいかと。

まあ、技術的にテンポが遅くなることも楽曲によってはありますが、この曲の場合は、原曲のハープでのバッキングのイメージを出すために無意識のうちにこのようになった…のだと思います。

  

「明日」・アレンジ前のチェック

私がソロ・ギター・アレンジをするときに、最初にチェックすることが2種類あります。

ひとつは、その曲の一番弾きたい部分が綺麗にアレンジできるか?

もうひとつ、その曲の一番難しそうな部分をアレンジすることができるか?

この2種類です。

もちろん、この最初の段階では、細かくアレンジをするのではなくラフな感じで弾いてみて「うん、何とかなりそうだ!」と言う感覚を掴めるかどうか?…と言う感じでしょうか。

  

今回の「明日」の場合は前者の方です。

その一番弾きたい部分と言うのがサビの部分。動画で言うと1:28くらいから。

ここはメロディが「ラ」の音で伸びてコードは基本「G」です。

ですから、メロディを加味すると「G」のコードに「A」の音が入ったコードと言うことになります。ちなみにネームで言うと「G 69」と言ったらよいでしょうか。

とても綺麗な響きを持ったコードで、この部分が綺麗に弾けそうだったのでアレンジをスタートしたと言うわけです。

実際の演奏でも、個人的にはとても綺麗にアレンジができたと自負しております。

  

また、アレンジをしてみて今更ながら平原綾香さんの声のレンジの広さ、特に低音部の綺麗さを改めて感じました。

そのため、ギターのアルペジオに結構低音のメロディが絡んでいます。

ソロ・ギター・アレンジの基本はメロディをトップの音にすることですが、必ずしもそうなっていないと言う部分が多くみられるアレンジになっています。

  

「明日」・演奏の解説・反省など

演奏の話ですが、難易度的にはそれほど難しいわけではないのですが、雰囲気作りについては結構悩みました。とは言っても、まだ弾きこなれていない感がありますね。

  

スタート部分はかなり原曲に忠実に作りました。ここは先ほども書いたメロディとアルペジオが上下で交錯しています。

  

0:57の部分は、メロディが高い音にス-ッと上がる部分。ここは弾いていても結構気持ちが良いところ。

  

そして1:28からのサビの部分。先ほども書きましたが、この曲のアレンジはこの部分からスタートしています。

ここでは、指の押さえ直しと言う小技を使ってます。

最初の2小節は、6弦を中指、3弦をひと差し指、1弦を小指で押さえていますが、次の2小節では、6弦を薬指、3弦を中指に押さえ直してます。

理由はメロディを人差し指と小指で弾くためです。

もちろん、押さえ直しをしなくても弾けないことはないのですが2弦と4弦が解放弦の音になっているので、押さえ直した方が自分としてはその解放弦の音を綺麗に出せるのでそうしました。

逆に言うと、解放弦を綺麗に出して長く響かせているので、指の押さえ直しをしても音が切れる感じを軽減できるというわけです。

ちなみに、次のコード「E」の部分でも同じように押さえ直しています。

  

3:24は原曲を聴くとそれほど違和感がないのですがソロ・ギターだと最初違和感があったんですね。

理由は、メロディが「シ」なのでコードが「G7」になるからです。

でも、弾いたものを聴いてみると、思ったほど違和感はなくて、逆にちょっとソウルフルと言うか…アクセントと言うか。

これって歌う場合も結構難しいです…たぶん。でも平原綾香さんの場合言うまでもなく見事歌ってます。

  

また、全体的な音に関してですが、この録画をしたときに実は右手の爪のお手入れをあまりしていなかったのですね。

そのために弦への爪のあたりが結構キツく、鋭角になり、音も総じてキツめでノイジーな音になってしまいました。もっとまろやかな音の方が良かったですね。これは大きな反省です。。。

  

と言うことで平原綾香さんの「明日」。

喫茶店「森の時計」のコーヒーが浮かんできますでしょうか。。。(ドラマ「優しい時間」を観た人しかわかりませんね…)。

楽しんでいただければ嬉しいです。

★ ayuki

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