6つの弦に魅せられて

好きな曲をソロ・ギターにアレンジして演奏動画をアップ

MAKE UP CITY - メイク・アップ・シティ( CASIOPEA・カシオペア)/solo guitar arrangement (ソロ・ギター・アレンジ)

   

カシオペア(CASIOPEA)の「メイク・アップ・シティ- MAKE UP CITY」をソロ・ギターにアレンジして弾いてみました

フュージョンの名曲をソロ・ギターにアレンジするシリーズ。今回はカシオペアの「メイク・アップ・シティMAKE UP CITY」をソロ・ギターにアレンジしました。

カシオペアのファンの方であればご存知の超名曲ですね。ちなみにこの曲は、カシオペアの4枚目のアルバム「メイク・アップ・シティ-MAKE UP CITY」に収録されている、アルバム・タイトル曲です。


MAKE UP CITY

 

このアルバムからは、すでに5曲をソロ・ギターにアレンジしています。

目指すは全曲ソロ・ギター・アレンジですが、残すところこの「メイク・アップ・シティ-MAKE UP CITY」を含めて3曲になりました。

まあ、それぞれの曲の出来が素晴らしく、またどの曲も難しいのですが、その中でも特に難しいのがこの曲です。曲の完成度も高く、もちろん演奏も素晴らしいテイクになっています。

個人的にも、カシオペアの数ある楽曲の中でも1、2を争うくらい好きな曲です。

 

「メイク・アップ・シティ-MAKE UP CITY」・全体のアレンジについて

原曲は、少し跳ねたリズムの16ビート曲で、コード進行も少しジャズのテイストが強い曲です。

ですから、全体的なアレンジの雰囲気としては、少し跳ねた感じを上手く出せるかどうか?にポイントを置きました。

そしてテーマが野呂一生さんのクリーン・トーンで奏でられています。しかもオクターブ奏法で。このオクターブ奏法で奏でられているテーマを再現できるか?と言うのもテーマでした。

さらに、この曲のイメージを決定付けている大きな要因が桜井哲夫さんのベースラインです。これまた再現出来るかどうかも、大きなポイントでした。

 

まあ逆に言うと、ベースラインの再現とオクターブ奏法でのテーマ、そしてそれらを少し跳ねたリズムに乗せて奏でること。。。これが出来たら成功。まあ、これをアレンジの課題として取り組んでみました。

 

ちなみに全体の構成ですが、この曲は意外に繰り返し部分が多いです。ですから、テーマの後はすぐにブリッジのCメロに入って、そのままギター・ソロ、そしてエンディングに入るようにしました。

短くしたつもりなんですが、結果として3:30を超えてしまいました。。。

 

まずはベースラインとキーボードのバッキングの再現

最初はベースラインをまず起こしました。

原曲はスラップで演奏をしていて、結構テンポもあり、譜割りも細かいです。まあ、スラップは無理なので、基本的には親指だけで弾けるようにしてみました。

さらに、このベースラインは2小節でワンパターンのフレーズ。しかも、3拍目が1小節めも2小節めも2分音符のロングトーンになっています。

ですから、小節の頭とそのロングトーンの部分に和音を入れて、キーボードのバッキングを再現してみました。

 

オクターブでのギター・メロディを乗せていきます

次に、オクターブ奏法でのギターのテーマを乗せます。

ここで使った方法と言うのは、すべてのメロディをオクターブで弾くのではなくて所々を単音、または和音にする方法です。

その選択については常にベースラインとの相談になっています。

つまり、ベースラインを崩さないように弾けるところはオクターブで弾いて、無理なところは単音や和音にしています。これを組み合わせていくことで、全体的に「オクターブで弾いてる」って感じていただけるのではないかなと。

この方法は良く使う方法でメロディラインを少し厚くするという意味でも非常に効果的な方法のひとつですね。

 

「メイク・アップ・シティ-MAKE UP CITY」・演奏の解説・反省など

このアレンジは、それなりに弾き込みをしたのですが、それでもまだ不安定な部分が残る演奏です。それだけ、自分のギター技術から考えると難易度の高いアレンジになってしまったということですね。

 

まずは、からのイントロ部分。

ここはリズムが少し取りにくい譜割りになっています。でも、コードが段々と下がっていく進行なので、弾いていて気持ちの良いイントロです。

 

0:13からの部分は、ベースラインとキーボードのバッキングの部分。

ここでしっかりと聴いている人に少し跳ねた16ビートであることを認識していただくことが必要でしたが、もう少しと言う感じでしたね。。。もっと歯切れよく演奏すれば良かったと思います。。。

また、0:25からシンセブラスで対旋律が入ってくるのですが、それなりに再現できたと自負しています。でもここのフレーズは結構難しかったです。。。

 

0:34からがテーマ。

実はこのテーマの最初のところですが、オクターブで弾き始め小節頭の0:35からのロングトーンのところも一応オクターブなんですが、ポジション移動のために、オクターブの上の高い方の音が短く切れているんですね。

しかし、低い音の部分を解放弦を使って伸ばしているために、ロングトーンでオクターブ音が鳴っているように聴こえる。。。ようにアレンジを考えたのですが・・・どんなもんでしょうか。

 

1:20からの部分はベースのスラップを少し意識してアレンジをしています。ここもまたもう少し歯切れよさがあればよかったですね。

 

1:43からはCメロ。

ここはベースラインを中心にして、そこにメロディを乗せると言う感じでアレンジをした部分です。

演奏自体はベースのリズムが後ノリになっているのですが、もう少し重さが出ると良かったと思います。

また1:52~や2:03~では、ベースラインに16分音符の3連を入れています。原曲はスラップの親指で演奏していて曲中のいろいろなところに入っています。またそれが効果的で、より跳ねたビートを生み出しています。

これをちょっと再現してみたというわけです。

とは言っても単音でするのは難易度が高いので、和音の分散フレーズとして右手の親指、中指、ひと差し指で「タララ」と言う感じで、さらにミュートをして弾いています。結構気に入ったフレーズになりました。

ですから、それが絡んだフレーズである、1:55~2:05は弾いていてとても気持ち良かったですね。

 

2:28からギター・ソロです。

ちょうどルート音がEとDですから両方ともに解放弦を使うことができます。ですから、解放弦の音を延ばしつつフレーズを弾いていきました。

フレーズ的には原曲の野呂一生さんに敬意を込めて参考にさせていただいて、雰囲気を主に再現してみました。

 

全体にもう少しメロディや和音も含めて音をギリギリまで伸ばせばよかったと思います。

ギリギリまで押さえたままにして、ポジション移動をクイックにすることで、運指的には十分音を伸ばすことができるようにアレンジをしたのですが。

まあ、我慢が少々足りなかったというか、弾き込みがまだ足りなかったというか。。。

 

「メイク・アップ・シティ-MAKE UP CITY」楽しんでいただければ嬉しいです

カシオペアのアルバム「メイク・アップ・シティ-MAKE UP CITY」。このアルバムの全制覇もあと2曲となりました。

と・・・実はすでにできているんです、本当は。出し惜しみしているわけではないのですが。。。まあ、順次アップしていきたいと思ってます。

 

と言うことでカシオペアの「メイク・アップ・シティ-MAKE UP CITY」。個人的にはそれなりによいアレンジになったと自負していますが。。。

楽しんでいただけば嬉しいです。

 

★ ayuki

 - ソロギターアレンジ, メイク・アップ・シティ