6つの弦に魅せられて

好きな曲をソロ・ギターにアレンジして演奏動画をアップ

PASTEL SEA - パステル・シー( CASIOPEA・カシオペア)/solo guitar arrangement (ソロ・ギター・アレンジ)

   

カシオペア(CASIOPEA)の「PASTEL SEA - パステル・シー」をソロ・ギターにアレンジして弾いてみました

フュージョンの名曲をソロ・ギターにアレンジするシリーズ。今回はカシオペアの「PASTEL SEA - パステル・シー」をソロ・ギターにアレンジしました。

この曲は、カシオペアの4枚目のアルバム「メイク・アップ・シティ-MAKE UP CITY」に収録されています。


MAKE UP CITY

 

このアルバムの楽曲の中では、少し色合いの違う感じですが、作曲はベースの桜井哲夫さんです。ちょっとハワイアンと言うか、海辺に良く合う感じのミディアムテンポのバラードです。

正直な話ですが、この作品の楽曲の中では、個人的に一番インパクトが薄い曲でした。しかし、今回ソロ・ギターにアレンジするに当たってじっくりと聴いてみたら・・・こんなにいい曲だったっけ?と思いました。

割と攻撃的と言うか、テンションの高い曲が続くアルバムの中で、この曲の持っているほのぼのとした雰囲気と親しみやすいメロディが、一息つける感じがしてホッとします。

 

「PASTEL SEA - パステル・シー」・全体のアレンジについて

今回じっくりと聴き直して、いい曲と思ったと同時にすぐに思い浮かんだのが、この曲のソロ・ギター・アレンジはテンポ・ルバートでいこうと・・・。

ちなみにルバートと言うのは、一定のテンポ速度を維持するのではなくて、その時の感情などに応じて、フリーにテンポを変えるという音楽用語です。

なぜそう思ったのかは・・・いま振り返ってみてもよくわからないのですね。ひらめいたと言うか、ビビッと来たと言うか。。。

ですから、「PASTEL SEA - パステル・シー」のソロ・ギター・アレンジについては、私が2つのアレンジの考え方としているうちのひとつである「原曲のコードとメロディラインを主に使ってアレンジをする」と言う方向で進めました。

 

まずはコードを拾っていきました

では具体的にどうのような手順で作っていったのかについてです。

まず最初はコードを拾っていきました。

コードが取れたら、そのコードを弾きつつメロディを乗せていきます。まあ、この段階ですでにソロ・ギター曲としては一応完成してしまうのですが・・・。

後は、その一応完成したものを何回も弾きながら、思いついたフレーズを入れたり、コードを変えてみたり、さらにはベース音を動かしてみたり・・・などをしながら煮詰めていくわけです。

でも、ここはいたってジャズ・ギター的に進めているので、本当に細かいところって結構曖昧にしておくことが多くあります。

特にコード間に挟む単音のラインなどは、そのときの雰囲気でなるべく弾くようにしています。まあ、何度も弾いているうちにラインが決まってきてしまうことが多いのですけどね。

ソロ・ギター・アレンジの進め方はこのような感じでした。

 

それから全体の構成ですが、今回のアレンジではワンコーラスで締めてみました。

実はワンコーラス終わったところで、その後をどうしようか?と結構考えました。原曲では、桜井哲夫さんのフレットレスでのCメロがあったりするので、それを取り込んで見ようか・・・とか、ギターソロを入れてみようか・・・とか。

まあいろいろと考えたのですが、そうするといかんせん曲が長くなりそうな気配があったのです。

ですから、今回は思い切ってアウトロを少し入れてエンディングへ・・・と言う構成にしました。

結果として、それなりにこじんまりとまとまった感が出たかな・・・と自負しています。

 

「PASTEL SEA - パステル・シー」・演奏の解説・反省など

では「PASTEL SEA - パステル・シー」の演奏の解説と大反省会です。。。また今回は同時にアレンジについても少しお話します。

 

まずは、スタート。今回のアレンジではイントロは作りませんでした。まあ原曲でもイントロはなくて、いきなりメロディ・テーマからスタートしていますので。

 

0:07~からの部分は、まずメロディを弾いて、和音を重ねて、次のメロディに入るまでの間を繋げるように単音のラインを入れています。

まあ、ジャズのソロ・ギターなどでは良くあるパターンですね。ジャズ・ソロギターの名手である「ジョー・パス」さんなどがよくこのような感じで弾いていますね。もちろん足元にも及ばないのですが。。。

ちなみにここのラインについては、大体のイメージは決まっていたのですが、特に細かく決めておいたフレーズではなく即興的なフレーズです。

 

0:14~からの部分も基本的には先と同じ考え方で弾いています。

しかし、ここのラインについては、もちろん細かい部分は決まっていないフレーズなんですが、フレーズの着地点だけは明確に決めてありました。

その着地点と言うのは、次のコードのルート音です。0:18で次のコードのルート音に解決するように下がっていくフレーズを奏でたと言うわけです。

そして0:19から、ベース音、メロディ音をトップノートにした和音を交互に弾いています。この辺りも「ジョー・パス」さんが良く奏でていたアイデアですね。

 

0:36~の部分は、ハーモニクス奏法を使ってます。あまり上手く弾けていないのできらびやかさが足りないのは反省です。

 

0:42~の部分はメロディを少しフェイクしています。ちなみにフェイクと言うのは、原曲のメロディを少し変えて奏でることです。

基本的にあまりフェイクは好きではないのですが、ここの部分は、サビに向かって少し抑揚をつけたかったので、あえてコード奏法でメロディをフェイクしました。

 

0:47~の部分は、先ほどの着地点と言うことを考えたラインで繋げています。

ここでの直地点は、次のメロディの音です。ここの部分はメロディを1オクターブ下げています。その1オクターブ下げたメロディの音に向かってラインを奏でて、その音にフレーズが着地することで解決しているわけですね。

でも解決した和音で少し押さえ方が甘くビビってしまているのは大反省ですね。キマッタ!けど決まってない。。。みたいな・・・。

 

1:10~の部分は、デミニッシュコードを連続させてからラインを繋げて、次のコードに解決をしています。

ちょっとインパクトのあるフレーズが欲しかったので、まあ定番のフレーズではありますが、使いました。

 

1:32~の部分は、ワンコーラスの終了部分です。

その終わりのコードの次の1:35のコードですが、これは、何回か弾いているうちに偶然弾いたコードがとてもよい響きだったので、そのまま使いました。

 

1:38~の部分はアウトロです。

基本的にはメロディを弾いているのですが、途中の1:43のところで、エンディングに向かうようにテーマのメロディとは音を変えてその雰囲気を出してみました。

 

 

即興的な部分も多かったりするアレンジなので、実はこのテイク意外にも別のテイクを録画したのですが、全体的な雰囲気が一番良かったテイクなのでこれをアップしました。

それでも、全体的な演奏としては、少々押さえ方の甘いところがあって、音がビビっていたり、しっかりと延ばし切れていないところもあったりしましたので、この点は大反省ですね。

 

「PASTEL SEA - パステル・シー」・楽しんでいただければ嬉しいです

カシオペアのアルバム「メイク・アップ・シティ-MAKE UP CITY」。その中から、今回は「PASTEL SEA - パステル・シー」をアップしました。

ちなみに、このアルバムの全制覇も、残すところあと1曲です。これは近いうちにアップしますので。。。

 

と言うことでカシオペアの「PASTEL SEA - パステル・シー」。

楽しんでいただけば嬉しいです。

 

★ ayuki

 - ソロギターアレンジ, パステル・シー