6つの弦に魅せられて

好きな曲をソロ・ギターにアレンジして演奏動画をアップ

好きな曲をソロ・ギターにアレンジする方法 3

   

ソロ・ギター・アレンジの方法

2016-04-24

 

アレンジの前の事前チェック

前回は、ソロ・ギターにアレンジをする原曲の情報収集をすると言う話をしました。

そして、情報収集まで終えたら、いよいよギターを抱えてアレンジに着手します・・・と言いたいところなんですが、実は私の場合、もうひとつ事前にチェックをすることがあります。

それは【原曲の一番好きな部分】または【一番聴かせたい部分、聴きどころ】などを・・・
実際に弾くことができるか?
良い雰囲気で弾くことができるか?
弾いていて心躍るか?
・・・などをチェックします。

また、特に楽器の演奏も含めて再現するアレンジの場合・・・
ギターの技術的に実際に演奏することが可能なのか?
などをチェックします。

チェックとは言ってもラフにギターで弾いてみる程度ではありますが。

例えば、MISIAさんの「Everything」の場合は「サビの部分が気持ちよいか?」・・・このあたりをラフに弾いて確認しました。

そして「何とか行けそうだ!」と感じてから初めて、実際に細かくアレンジをスタートしました。

また、フュージョンの名曲、カシオペアの「ルッキング・アップ」のアレンジの場合、実際に「あのベースラインを弾きながらメロディを上に乗せて弾くことが可能かどうか?」をラフに弾いてみてチェックをしました。

その結果、ギターの技術的な難易度は高いけど「何とかなりそうだ!」と思ったのでアレンジをしたわけです。

 ★動画はこちら → カシオペア/「ルッキング・アップ」

 

実はいまアレンジしたくても、どう手を出していけばよいのか思い悩んでいる曲があります。それはクラシックでホルストさん作曲「惑星」の中の「木星」です。

と、聴くと平原綾香さんの歌っているジュピターを思い出される方も多いと思いますが、その部分だけだと比較的アレンジはできると思います。

でも自分がしたいのは「木星」全部なんですね。

その中でどうやって弾いたらよいかを、もうずいぶんと長い間考えているのがスタート部分のバイオリンでの駆け上がりフレーズからのパターン。これをどうやってソロ・ギターで弾こうか…。ここで実は止まっているのです。

ラフで弾いてみても、ちょっとギター一本では超難易度が高いかなと…。高いというより不可能かなと…。

 

このようにチェックをしてみることで、アレンジが実際に進まない、できない曲も多々あるわけですね。

 

アレンジの過程をどうやってストックするか?

さて、ここまでの準備をしてから、実際のアレンジ作業に入っていきます。

 

そこで、アレンジ作業を進めて行く上でアレンジしたものをどうやってストックするか?と言う問題があります。ストックと言うのは、例えば録音するとか譜面に起こすとかです。

アレンジをされている人の中には、きちんと譜面に起こしている方も多くいます。

よくコメントやメールで「あの曲のタブ譜をいただけませんか?」と言うご依頼をいただくことがあります。でも、私の場合譜面にはほとんど起こしていないんですね。

バンド活動をしているときも、オリジナルやコピーに限らずギターのパートは譜面に起こしませんでした。もちろん、キーボード譜やコード譜などはメンバーなどに渡す必要があるので当然起こしましたが。

また、自分でギターなどを耳コピしたものも、ほとんど譜面には起こしません。

では、どうやって覚えるのか?と言うと…実はこれが時が経つと忘れてしまうわけです。。。

でも不思議なもので、根詰めて練習したりコピーしたものって、最初は忘れているけど、弾いているうちに思い出してくるんですね。まあ、身体が覚えているというか。。。

 

例えば、ラリー・カールトンさんの名曲「ルーム335」。この曲のソロなどは、普段は忘れてしまっていますが、弾いているうちに思い出して、身体が反応するというか。練習していたのは、もう20年以上前のことなんですが。。。

 

話はそれましたが、ソロ・ギター・アレンジについても私の場合は同じです。つまり、アレンジをしながら覚えていくわけです。

でも弾きこみをそれほどしていない出来たてのアレンジは、次の日でも「あれ?どうだっけ?」と忘れてしまうことがあります。

それを回避するために私の場合は動画を利用しています。

ある程度アレンジが進んだところで動画を録って忘れ防止をしています。

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もちろん弾きこんでいませんから、それ自体はラフであり、間違えても関係ない動画です。まあ、ラフに譜面に起こす作業をその日の覚え書きとして動画に置き換えているわけですね。

そしてアレンジが完成したら、ひたすら弾き込みます。そうすることで自然と覚えますから。

弾き込んでいって、時期が来たら録画、録音をしてYoutubeにアップしています。

 

ですから、アップした動画が完成形、つまり譜面をキチンと起こしたものと同じような感じでとらえています。

まあ、動画をアップし終わると…その曲は忘れてしまうんですけどね。でも、再び弾く場合は動画を観てポジションなどの確認をすると、これが意外に時間がかからずまた弾けたりするんですね。

ですから、私の場合は譜面ではなくて動画でアレンジ曲をストックしているわけです。

 

続きはまた。。。

★ayuki

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