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好きな曲をソロ・ギターにアレンジする方法 6

   

ソロ・ギター・アレンジの方法

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原曲のメロディとコードを使ってアレンジ

私が基本にしているアレンジの考え方は2つあるという話をしました。

ひとつは【元の曲の楽器の演奏も含めて再現するようにアレンジする】。
もうひとつは【元の曲のメロディとコードを主に使ってアレンジをする】。

今回は後者の「原曲のメロディとコードを使ってアレンジ」する場合に、私がしている方法について話をします。

 

ポイントは完成のイメージ

このアレンジの考え方の場合は、まず最初に、アレンジの仕上がりをどのような雰囲気にするか?を考えます。

実はこのアレンジの場合は、仕上がりの雰囲気が非常に大切で、これがしっかりとイメージ出来ていないと上手いアレンジにならないことが多くあります。

まず私の場合は、このイメージを頭の中でかなりしっかりと練ります。

このイメージですが、その曲によっていろいろであり、決まったパターンなどは無いので何とも具体的に話にくいのですが。。。

 

「ラスト・トレイン・ホーム」のような雰囲気で…

例として、誰か好きなアーティストの曲などがイメージとしてあるケースがあります。

例えば、以前アップした童謡の「汽車」。私の大好きなバンドのパット・メセニー・グループの楽曲に「ラスト・トレイン・ホーム」と言う曲があります。

汽車のアレンジについては、その「ラスト・トレイン・ホーム」のような雰囲気で仕上げたいという明確なイメージを持って作業をしました。

まあ、結果その雰囲気があるかどうかは微妙ではありますが。。。個人的には結構気に入っているんですけどね。流れとしては一環したイメージの流れで仕上がることができました。

 

ジョー・パスさんのソロ・ギター・パフォーマンスのような…

もうひとつ例として、最近アップしたカシオペアの「パステル・シー」の場合です。

この曲の場合は、明確なイメージと言うよりは、ジャズのソロギターで弾くようなイメージを持ってアレンジしました。

具体的な感じは、ジャズ・ギタリストのジョー・パスさんの一連のソロ・ギター・パフォーマンスのような。。。もちろん足元にも及びませんが。。。

ですから、この「パステル・シー」の場合は、曲全体のイメージと言うよりはジャズ・ギター・ソロで奏でるという演奏面での明確なイメージを持ってアレンジしたわけです。

 

このように、このアレンジの考え方の場合は、明確な仕上がりのイメージを持って作業をすることが一番大切なことだと思ってます。

 

具体的なアレンジの仕方

では、具体的なアレンジの仕方です。

基本的には仕上がりのイメージに沿って作っていくのですが、その前に考えることがあります。

それは曲のキーです。

アレンジの考え方のひとつめである【元の曲の楽器の演奏も含めて再現するようにアレンジする】場合は
、基本的に原曲と同じキーを使います。

理由はいろいろあるのですが、それが一番しっくりと馴染むからです。

ですから、メロディ・ラインとコードを追いながら、押さえ方などポジションを中心に探っていくわけです。

 

それとは逆に【元の曲のメロディとコードを主に使ってアレンジをする】今回の場合は、原曲のキーにはそれほどこだわりません。

なぜなら、頭の中で描いたイメージが必ずしも原曲のキーと一致しないことがあるからです。

これは逆に言うと、メロディ・ラインが主であるから後は自由・・・とも言えるわけです。

 

キーを決めたら、次は仕上がりのイメージに従ってギターを抱えてポロポロと弾き続けます。これは、時間を結構かけて何度も何度もいろいろなパターンで弾いていきます。

つまり、頭の中で浮かんだイメージをギターで弾いて、それをまた参考にしてイメージを膨らませていく・・・と言うような作業です。

これを繰り返していくうちに、だんだんと決まった形に落ち着いてくるんですね。

と、まあこのような感じなんですが・・・文章にしてしまうと実にあっけない感じですよね。

 

弾いているうちに「ハッとこれイイ!」って思うアレンジが出てきます。それを基本にまた色を付けていくわけです。

そして固めていきます。

でも、ポロポロ弾いている状態なので、次々弾いているうちに忘れてしまうケーズがあります。

そこで忘れないように「これイイ!」と言うフレーズやアレンジの一部を、私の場合録画してストックします。もちろん譜面に起こしても良いのですが、スピードと手軽、レスポンスを考えてサッと録画をしてストックします。

 

だいたいこのような感じでアレンジを進めていくのですが、大切なのは、何とも言いますが、とにかくしっかりとした曲のイメージを先に考えてからアレンジをするということです。

 

ソロ・ギター・アレンジの方法のまとめ

さて、何回かにわたってソロ・ギター・アレンジの方法についてお伝えしてきました。

これらの方法は、あくまでも私がしている方法ですから、他にもいろいろな方法があると思いますので試行錯誤してみてください。

 

楽しんですることが一番大切

私がアレンジをするときの2つの考え方・・・

【元の曲の楽器の演奏も含めて再現するようにアレンジする】。

【元の曲のメロディとコードを主に使ってアレンジをする】。

 

この2つのうちどちらの方法が難しいのか?と言うと、私自身は後者の方が難しいと思ってます。ただし、ギター演奏と言う面からみると難しいのは圧倒的に前者になります。

理由はお解りですね。

前者は再現するために、いろいろなギターのテクニックが必要になるからです。それに対して後者の場合は、自分のギターの技量に合わせてどのようにでも演奏できるからです。

その分、前者はコピー的な色合いが強いので、考えるという面で言うと比較的楽な面があります。それに対して後者は、自分の音楽に対するボキャブラリーをフルに使わなければならない分、難しいと言えるわけです。

 

最後ですが、どちらの場合であっても私の場合、楽しんで取組むようにしています。まずは自分が楽しまないと聴いてくれる方が楽しいわけはないですから。

そして、無理に難しいことをしようとしないで身の丈と言うか、いまの自分のギター技術に合った形でアレンジをするようにしています。

それでも少しだけ自分の技量ではちょっと難しいかな…と言う部分を作ってチャレンジをする気持ちを持つようにしています。

このような気持ちを持って、これからも精進していきたいと思います。

★ayuki

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